現状の婚活が『仕事』のようになってしまっている

婚活に行き詰まりを感じる初期段階に多いですね。

そもそも『婚活サービス』をご利用の場合は、ほとんどの場合が『面識のないお相手』とお話しするところからスタートします。

お相手がどういうフィーリングの持ち主なのか？お相手と何か共通点があるか？など周辺情報が少ないまま会話がスタートします。

また、Tシャツとデニムのようなラフな格好でお会いするわけにもいかず、チャンスを逃したくない気持ちでメイクや身だしなみに気を使い・・・。

確かに『仕事』に近い面はあると思います。

まず問題点を『仕事のように感じて疲れた。』という点と『誰もかれも同じように感じてしまう。』というのを分けて考えましょう。

当たり前の話ですが、仕事だって休みなく行えばだれでも疲れますし、嫌になってくることもあるでしょう。

そのために『お休み』をとることは重要なことですし、また、仕事の充実感を感じるためには『達成感の味わえる何か』を用意することも有効です。

そのために無理のない『ノルマ』を決めて対応してみてはどうでしょう？

『１か月にお見合い、あるいはマッチングするのは３名まで』

といった形で上限を決める。

チャンスを広げたいという気持ちでたくさんマッチングすることは悪いことではありませんが、結果として自分でマンネリを感じてしまってテンションが下がってしまうと逆効果になってしまいます。

お見合いも、その月の最初の土日で３名に会ったなら結果を問わず『自分を解放してあげる』。

うまくいくいかないは置いといて『自分は今月も頑張った！』という事を認めてあげること。

そんな風に無理のないマイルールを決めて婚活をするのも大事なことだと思います。

がむしゃらに数をこなすことがいいこととは限りません。

いい精神状態でお相手に会いたいものですよね。

一口に『婚活』といっても、その意味はかなり広くなります。

『実際にお相手に会ってお話しする』というのも婚活でしょうし、料理やメイクの研究、結婚後に備えて運動をするというのも広義の意味で『婚活』に入ると思います。

先ほどのお話のマンネリ化を防ぐという話と同じですが

『痩せなきゃならない』とか『異性に響くLINEの駆け引きを覚えなきゃいけない。』とか。

自分にとって『～しなきゃいけない。』って感じられること、『つらいなぁ』『面倒だなぁ』と思うことを続けていても気分は上がりません。

だいたい痩せたり、LINE術を覚えたりすることで即座にお相手が見つかるなら、そのお相手は『中身を見てない』可能性が高いですよ(笑)

そんなことを結婚後も続けますか？

『結婚する、しない』は『生きていく状態の話』

『一人で生きるか？』『二人で協力して生きるか？』という事で、どちらも『生きる』ことに変わりはありません。

そのために興味のある本を読んだり、いろんなことを感じ取ったり。

そのすべてが『役立つ勉強』です。

自分が『楽しい』と思える『自分磨き』から始めてくださいね。

『誰と会ってみても同じように感じて決め手に欠ける。』という状態。

では逆に聞くと『パッと見て明らかに他の人とは違う。』と感じられる人って良く言えば『個性的』、悪く言えば『けっこう変わった人』とも言えますよね(笑)

初対面であったときなんかは特にそう。

それでいいんだと思います。

昔、学生時代を思い出してみたら『知らない人の多い入学式』から『意気投合するまで』には、しばらく時間がかかりましたよね。

会っていきなり面白くて意気投合なんてことはめったにありません。

あったとしても『結婚』のような重要な話が絡んでないから起こることで、婚活でそういうことは少ないと思います。

また、『みんな同じように感じてしまう。』のは、もしかしたらあなた自身のテンションが下がってしまっていることが原因かもしれません。

そういう意味でも『ONとOFFのメリハリ』をつけること。

また、婚活を長引かせたくないという理由での『焦り』を持たずに『人間関係はじっくり育てるもの』と考えて『ゆるく気長に頑張る。』という視点を持つのがいいと思います。

婚活にはいろいろなお悩みがつきものですね。

『みんな同じように見える』『仕事のように感じて疲れてきた。』というお悩みはわれわれもよく聞くお話です。

結婚相談所は『相談所』という名前から『お話しすること』だけがサービスと思われる方がいらっしゃいますが、料理に悩む人にはスーパーに一緒に行って献立を考えたり、ダイエットを頑張りたい人と一緒にトレーニングをしたり、人それぞれのお悩みに体ごとぶつかっている、そんな場所です。

『仕事のように感じる』『みんな同じように感じる』

その原因にも人それぞれ違いがあります。

そういったものを含めて、『どのように対処していくか？』を一緒に考えてみませんか？